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ゴールデントライアングル~チェンセーン

メーサイのバスターミナルに戻ったのが午後3時過ぎ、次の行動を思案していると、ガイドが寄ってきて、500Bhtで自分の車で、ゴールデントライアングルまで案内すると言う。即決し、一路ゴールデントライアングルへ。約30Kmの距離で、1時間弱で到着した。
メーサイから流れてきたルアック川がコン川(日本では一般的にメコン川)に合流する地点(ミャンマー、タイ、ラオスの三国国境)をタイ側がゴールデントライアングルと言う名で一大観光地に仕上げたものだそうだ。
何の変哲も無い、濁った川を見ながら、ここまで来たのだからと気を取り直して小さなボートを借り上げ、川面を走る。中国まで260kmの標識が見える。成る程、五星紅旗を掲げた中国の船が見受けられる。今でも、船による貿易は盛んな様だ。ゴールデントライアングル~チェンセーン_f0116707_19482367.jpg
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ミャンマー側ではパラダイスと言う名のカジノ、ラオス側では土産物屋と無税で遊んだり、買ったり出来るからと船頭が盛んに勧めるが、何の興味も湧いて来ない。
ゴールデントライアングル~チェンセーン_f0116707_19472564.jpg早々に上陸し、チェンセーンの町へ。夕日に映えるワット チャンロムを見物した。静かなたたずまいで、きれいに保存されている。メーンライ王の時代が偲ばれる。その後、ホテルを探し、荷物を預けて、レストラン探し。コン川の岸辺のレストランで、満天の星と川面に映るレストランの灯りとムード満点の夕食であった。東南アジアの川は夜の眺めが良い。
ゴールデントライアングル~チェンセーン_f0116707_19475947.jpg翌朝、大きい寺院と言う意味のワット チェディールアンを見学後、一路チェンライへ。
慌ただしい行程だったので、チェンセーンの"House of Opium"を見学出来なかった。ここではゴールデントライアングルの歴史が紹介されている由。20世紀末に至るまで、ケシの一大栽培地帯で、中国国民党の敗残軍、および少数民族のクンサー軍等が暗躍したことで有名である。10数年前には、各麻薬組織はタイ政府やミャンマー国軍に降伏し、平和が訪れた。
次回はチェンセーンの遺跡群と一緒に、時間をかけて訪れたいものだ。

by kentakajp | 2007-02-28 19:49 | タイ北部