人気ブログランキング | 話題のタグを見る

在チェンライの日本人

"観光ビザ"の期限(2ヶ月)が切れることから、国境の町メーサイ(タイ最北端)を訪れ、一度ミャンマータチレックに出国することにした。再入国で一ヶ月の"滞在ビザ"が取得できる。その際、メーサイから60km手前のチェンライに宿泊し、チェンライ在住の方々を訪問した。
在チェンライの日本人_f0116707_18194590.jpg数年前からチェンライ郊外にお住まいのMさんは88歳を超えたとのこと。チェンライ郊外に1ライ1,600m2)の土地を取得して、一軒家を建て色々な果物や花にかこまれ、悠々自適の生活をしておられる。ゴルフやテニス(2年前には"エージシュート"を達成したとのこと)をたしなまれ、未だに自動車を運転しておられるスーパーマンである。スーパーマンの秘訣は酒を飲まず水分補給に努めること。又、色々なことに興味を示し、ケーブルテレビで日本では見られない情報を得ているとのことであった。毎日を忙しく過ごすことが大切とか。因みに、現在の奥様はお孫さんより若いとのこと。
更に、チェンライからメーサイに行く途中の町メーカムにお住まいのSさんを訪ねることができた。千葉県浦安市の弁天地区にお住まいになったこともある。ブログ"新・チェンライ便り"を出しておられることもあり、以前からMailでのやりとりをしていた。
在チェンライの日本人_f0116707_1835360.jpgここに移り住んで25年の歳月が流れたとのこと。5,000m2の敷地に豪邸を構え、少し離れた所に10,000m2以上の広さで養魚池と畑をしておられる。驚いたのは養魚池で猫が12匹、自宅で犬が19頭、猫が
在チェンライの日本人_f0116707_18405624.jpg21匹という多さである。養魚池の魚は猫君たちのえさに化けるとか。
猫君達との関わりはブログ(浦安時代からの猫との関係が詳細に記されている)を読んで納得できるが、これほど多くの犬に囲まれての生活は驚きである。自宅の庭はワン君達のために解放、猫君達はワン君達にかみ殺されることもあるので、玄関で扉を設けて保護する必要があるのだそうだ。今でも、子猫達に添い寝をしているそうで、これほどの動物好きとは。えさ代が馬鹿にならないことと、毎日のえさの準備が大変とのことであった。日本の猫や犬ほど贅沢ではないにしても、缶詰も混ぜて与えなければならないと話しておられた。これほど増えたのは、彼と奥様の"慈悲の心"からであろう。
米や野菜を植えての自給自足に近い生活である。田舎ということで、冠婚葬祭他の田舎での付き合いを大事にしなければならないが、これは奥様の指導に負うところが大とのこと。(タイで結婚すると奥さん方の実家近くで住まれる方が多いが、これは田舎でのしきたりや親族内での助け合いということを実行することに都合が良いのであろう。推測の域を出ないが)
エントリービザ取得(1ヶ月間)のための旅であったが、思いがけずスーパーマンのお二人にお会いする機会を得た。
在チェンライの日本人_f0116707_233752.jpg
チェンライからメーサイに行く途中で眺められる"ドイ・ナーング ノーン"(ご婦人の寝姿山)の写真。(右から見た寝姿)

by kentakajp | 2008-02-13 19:02 | タイ北部