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チェンライ~プーチーファー

11月14日(土)に、CLLクラブ自然を楽しむ会の皆さま方と昼間のプーチーファー(チェンライから直線距離で約70km東に位置し、ラオスとの国境にあり、ご来光と雲海が売りの北タイ観光のメッカである)を訪れた。すでに乾期に移行しており、天気はすこぶる良い。途中チェンライ近郊ののロンクン村にあり、近年人気を集めている”ウワットロンクン"と言う白一色のお寺を訪れた。
チェンライ~プーチーファー_f0116707_15181928.jpgチャレムチャイ・コシトピパートさんと言う芸術家が故郷に私財を投じて建設なさっているのだそうだ。彼は今年で54歳になるが、2004年に日本の人間国宝に相当する「伝統芸術保持者」の称号を与えられたそうである。学生の頃から有名で、シルコパン大学の最終年にはナショナル・アーツ・コンテスト金賞を獲得。29歳のときにはロンドンにあるタイ政府の寺院の壁画を4年間掛けて描いた。それらの結果、プミポン国王を描く許可を持っている数少ない芸術家の一人だそうである。寺院建設のために専門である仏教絵画・彫刻の他に寺院建築を学び、1997年に”ウアットロンクンの建設を開始”したとのこと。
チェンライ~プーチーファー_f0116707_1533375.jpgプーチーファーへは昨年12月に一泊2日でご来光を見に行った。早朝、暗いうちからの登頂で、頂上付近までは、きれいんさ星空を仰ぎながら、ご来光の期待がふくらんだが、山頂に着いた途端にガスが発生し、結局ご来光は見られなかった思い出がある。
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今度は、乾期に入っての昼間である。悪くても雲海が眺められるであろうと期待を込めて登った。展望所の駐車場から、約20分掛けて(約100mの高度差)山頂に到着。プーチーファーとは「天空を指す山」と言う意味で、確かにこの山頂は天に向かって突き出した岩で形成されており、その名の通りである。本写真は「天空に向かって吼える獅子」と言う姿を想定してのアングルで捉えてみた。
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天気も良く、チェンセーン、チェンコーンではラオスとの国境を形成していたメコン川が、東側に大きく10数kmずれて(ラオス領内に)いるのが良く解る。また、プーチーファー断崖絶壁(200mほどの崖がラオスとの国境を形成している)であると言うのも理解できる。

by kentakajp | 2009-11-21 15:16 | タイ北部