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モウクファー滝とポンデュエット温泉(露天風呂)

1月23日、CLLクラブの自然を楽しむ会の皆様方と冬晴れの下、滝の見物と間歇泉から流れ出る露天風呂を楽しんできた。
モウクファー滝はチェンマイから国道107号線を約40km北上し(チェンダオ方面に)メーマライの交差点を左折して国道1095号線(インパール大作戦時に日本軍が敗走した有名な白骨街道)を約20km西進したところにある。ここはドイ・ステープ・プイ国立公園の一部である。
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透明な水が流れており、周囲はモウク(霧)ファー(空)という事から、霧が発生し易い即ち寒暖の差が大きくお茶の栽培に適しており、お茶栽培の研究施設があるとか。
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公園入り口から滝までは遊歩道が完備しており、途中巨大な倒木の化石(化石木)を見ることが出来る。
モウクファー滝とポンデュエット温泉(露天風呂)_f0116707_1822473.jpg化石木の一部を遊歩道としているのにもびっくり。日本ならば天然記念物で立ち入り禁止のロープが張り巡らされている事であろうに。

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今年の滝は水量が豊富でまた滝つぼが整備されており、滝つぼのすぐ傍まで立ち入ることが出来た。流れ落ちるあちこちで岩に砕けて水煙が上がり、太陽の光を反射して虹が観察されたのは見事であった。


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滝からさらに20km西進するとポンデュエット温泉の入り口に到着、そこから側道を6.5km道なりに進むとポンデュエット間歇泉である。吹き上げる高さは数十センチで、あまり見栄えのしない間歇泉であるが、絶え間なく湯が湧き出ており、湯温は100度近い。流れ落ちる間に程よく冷却され、それを堰きとめて、3段の露天風呂が作られている。現地の人は足湯で楽しみ、日本人は水着姿でお湯に浸かって、のんびり楽しむ。この湯を引いてプールにしたり個人用の浴室も整備されている。宿泊用のロッジもあって、チェンマイ市内から約2時間の距離にあり、市民の絶好の保養施設である。

by kentakajp | 2010-01-31 16:56 | チェンマイ